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父の認知症 3

数年前から自営の会社を閉めてもらいたいと思っていた。

仕事はほとんどない。

たまに近所や知り合いから仕事が入るが、

金額にすれば数千円程度の仕事。

その仕事をするために毎月5万程度の金が経費で飛んでいく。

いくら説明しても「仕事がないから営業してるんだろ!」の一点張り。


父は仕事以外出来ることがなく、さらに認知症になると普段と違うことに不安を感じるらしい。

毎日同じ時間に同じことを繰り返す。

それだと頭を使う必要はない。

ただ、たまに仕事の依頼があった時はそういうわけにはいかない。

お客さんと打ち合わせをし、段取りを確認し、作業をしなければいけない。

そんなこんなでいよいよお客さんからクレームが入るようになってきた。



直接来ての依頼、電話での依頼に関係なく、

後日お客さんに「頼んだけど来てないんだけど~」「うちは頼んでないよ」と

私や母が言われるようになった。

毎月赤字で仕事をさせていたが、お客さんから苦情がきたらもう続けるわけにはいかない。

喋ってすぐ仕事を辞めるわけはないため、免許の失効で会社の閉店とすることにした。


以前、認知症の車の運転について免許センターに聞いたときに必要な書類は郵送してもらっていた。

ただ書類を提出してしまうと手続きが始まり免許失効となるため未提出。

この手続きに限らず、病院へ連れていく、会社を閉める、免許を失効させるなどの決定は、

若い時から父を知っていて長い付き合いである母に最終判断を任せた。


ちなみに一応説明しておくと、

免許返納は自主的に免許を返す手続きで、自治体によって様々なサービスがあるが、

免許失効は行政処分と同じ扱いになるためサービスなどは一切ない。

だったら返納させれば?と思うかもしれないが、

返納する人はまだしっかりと考えることの出来る人。

認知症の人に免許返納しろとか運転を止めろと言っても無駄。

単純に免許や車を取られると思うだけで、なぜ止めなければいけないのかなどとは考えない。



最終判断を任せた母はあっさりと免許センターから送られてきた書類に記入し、

医師からの診断書と一緒に免許センターへ送り返した。

事故を起こす可能性、お客さんからのクレーム、毎月の赤字を考えれば当然の結果だが、

「書類出したよ~」とあっさり言われたので拍子抜けしてしまった。

これであとは手続きが完了したと警察から電話が来るのを待つだけとなった。






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まとめ
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