鋳物ストーブ設置&リフォーム 5
薪ストーブを設置するにはいくつかのルールがあります。
1.重い鋳物ストーブの場合は床が耐えられること。
2.低温火災を起こさないようにする。
3.煙突の取り回し
大きく分けてこの3つがメインかと。
比較的新しい丈夫な家なら1は問題ないでしょう。
見た目や使い勝手を気にしないなら床に直接空気層を設けた板を敷き、
レンガなどを敷き詰めれば床を工事することなく済みます。
壁と十分距離があれば低温火災の心配もないですし、
もし近くてもケイカル板を貼りレンガやタイルで終わらせることが出来ます。
でもこれだと薪ストーブが一段高くなり、置く場所が部屋の真ん中付近になります。
壁に寄せるにしても既存の壁にそのまま耐火処理をするため圧迫感が出ます。
それと同時に出てくる問題が3の煙突の取り回しです。
壁から離したり部屋の中央付近に薪ストーブを設置すると、
煙突の横に伸びる部分が長くなります。
これが煙の排出を困難にし、良い燃焼の妨げとなります。
結果、煙突に煤などが溜まりやすく掃除の頻度が上がります。
大まかに言うと、図のAの長さがBより長いこと。
A+Cの長さがBの2倍以上あることだそうです。
Cの長さは出来るだけ長くしたほうがドラフト(上昇気流)が生まれ良い燃焼となり、
煙の逆流などを防ぐことが出来ます。
「馬鹿と煙は高いところが好き」とはよく言ったもんですね~(笑)
我が家の以前の薪ストーブはこの煙突の取り回しが悪く、
AがBより短く、Cの長さも壁から出た煙突にL型ジョイントとH笠を付けただけ。
ちょっと煤が溜まったり、風向きなどで逆流していました。
そんな感じで選んだノザキ産業の煙突セット。
スライドして長さを替えられるため、無加工で設置できます。
耐火耐熱のために取り付けたメガネ石は間柱と同じ厚さ。
その上にボードや外壁を貼ると煙突と直接触れるため、
私は12㎜のケイカル板を同サイズにカットし、内外に挟み込むように取り付けました。
メガネ板で塞ぐ前にも一工夫。
120㎜の煙突と120㎜用のメガネ板でも必ず隙間があります。
これが隙間風や外からの音が聞こえる原因になります。
これを解決するために、車やバイクなどのマフラーに使用するグラスウールを
煙突の径より小さくカットしメガネ板で挟んで設置。
煙突を通すときに「ズズッ」っと抵抗があるくらいがちょうどいいです。
基本、鋳物の薪ストーブはシーズンが終わっても撤去しないんで、
一つ一つ仕上げていきましょう。(*´▽`*)
鋳物薪ストーブを設置するとこんな感じになりました。
ホンマ製作所 MS-406TX
小ぶりですが、大きな薪がはいるのと薪ストーブの形、
扉の向きなどを設置個所に合わせて選びました。
作業が終わって数日後大雨の日がありましたが、
壁、床、天井をリフォームし、窓はペアガラス。
煙突の隙間も無しでめちゃくちゃ静か!( *´艸`)
もちろん雨漏りもありませんよ(笑)
我ながら「いい仕事してますね~♪」
お付き合いありがとうございました(*´▽`*)
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